今回は六角穴加工からは話が少しズレますが
一応ネジ繋がりという事で。
先月6/23~6/25と上海のファスナーEXPOに
複数のお客様が出展されるという事で
二泊三日で参加させて頂きました。
会場に着いて第一印象ですが思ったより混み合っては無く
会場も所々空きスペースが有り
アジア最大級のファスナーショーと
聞いていただけあって呆気に取られました。
まだ昨年参加させて頂いた台湾のファスナーショーの方が
盛況だった様な気がしました。
気を取り直して会場の中身はと言うと
圧造関連機械のフロアー
(ヘッダー、フォーマー、転造機、タッパー、 etc)
加工関連のフロアー
(金型、加工油、材料、転造ダイス、etc)
最後に加工技術のフロアー
(主に圧造加工メーカーのブース)の
3フロアーで構成され
出展ブースの数は約800社との事でした。
まず最初に圧造関連機械のフロアーを訪れました。
入って直ぐに目を奪われるのが韓国の圧造機メーカー、
ヒョドンのブースでした。
第一印象ですがモダンでかなり落着きのあるブースでの出展でした。
出展されていた機械は7段フォーマー で
肝心なスペックですが忘れてしまいました。(笑)
写真撮影はNGとの事で遠巻きからの写真を添付させて頂きます。
続いてはその隣に陣取っていた中国の圧造機械メーカーです。
ヒョドンとはかなり対照的で写真撮影、動画撮影 ウェルカムでしたのでご覧下さい。
↑実際に会場で打っていた製品をカットした物。
写真では分かり辛いですが輪郭に沿って中空穴が
フォーマの工程内で構成されています。
このメーカは他にも、もう一台7段フォーマーを
持ち込んで実演していました。
製品写真は残念ながらな無いのですが
フォーマーの工程内でピン穴(軸に対して直角な穴)も
明けていた事には驚きましたが
精度はと言うと・・・・・の所が有りますが
彼らがもっとこの先詰めていったら
かなりの脅威になるのではないでしょうか。
その他本当に沢山の圧造機メーカが最新機器を
持ち込み世界各地から出展していました。
残りの2つのフロアーですが残念ながらこれと言って印象に残る物が無く
ただ流して見る程度で終わってしまいました。
今回の訪中ですが結果からするとただお客さんを訪ねただけと言う悲しい結果になってしまいましたが
僕にとっては初の中国でしたので色々な経験が出来て良かったと思います。
その色々な経験に関してはまた機会がありましたらお伝えさせて頂きます。
少し尻切れとんぼ的な感じはしますが番外編を終わらせて頂きます。有難う御座いました。